大人の発達障害って?
こんばんは!
今回は、「大人の発達障害」についてお話します。
昨晩の記事「僕が発達障害とわかるまで」にも記載したように、
「発達障害」は先天的な脳の異常が原因です。
でも、僕は社会人になってから「発達障害」に気づきました。
大人になるまで自分が「発達障害」あることに気づかなかったのです。
ひと昔前は、「発達障害」は子ども特有のもので、
成長につれて改善するという考えが一般的でした。
確かに、「ADHD」の特徴(不注意、多動性、衝動性)のうち、
「多動性」と「衝動性」は改善する人も多いようです。
しかし、「不注意」はなかなか改善せず、
社会人になってようやく「発達障害」と診断される。
僕と同じような人達が増えてるみたいです。
ここまで読んで、こんな疑問が生じませんか?
「なぜ、大人になるまで発達障害に気づかないの?」
主に2つの要因があると思います。
①「不注意」優勢型のADHDであること
「多動性」や「衝動性」に比べて問題行動が目立たず、
日常生活に深刻な問題を起こすことも少ない。
② 仕事で扱う「情報」の量と質に適応できなくなった
学生時代の情報は板書や教科書の文字がメイン
しかし、仕事で扱う情報の量は膨大で文字だけでなく、
電話や口頭指示は音声情報を処理する必要があります。
発達障害であることに気づいていなければ、
ミスの原因が脳にあるにも関わらず、
自分を責めてしまいます。
「発達障害」の理解を深めることで、
気持ちが少し楽になるかもしれません。